音量を下げ目で聴くとその差は歴然

今までもハイレゾを色々と試し、今までに聞いたことの無い良い音だなぁ、とは感じていました。しかし、ハイレゾも古い音源だとたいして変わり映えは無い。新しい音源だと良いハイレゾが多い。でも、それはハイレゾのせいなのか、音源が新しければCD音源でも良い音なのではないか、という疑念が未解決でした。当たり前のことも確認しないと気が済まないたちなので・・・だって、20,000Hz以上の音は人間には聞こえないという科学的な定説に対抗するわけですからね。

で、ようやく真剣試聴を行いました。音楽は、Shantiのメジャーデビューアルバム、2010 Born To Singより、”Fly Me To The Moon”。良いアルバム名ですね、「歌うために生まれて来た」ということですから。CD音源とハイレゾ96kHz/24bitの対決です。

結論から言うと、真剣試聴と言うことで音量を上げると差はわかりにくくなります。ですが、ウッドベースや生ギターの倍音、ボーカルの高域の抜けがハイレゾの方が断然よいです。音量を下げ目で聴くとその差は歴然とします。CD音源は、耳栓しているような感じになますが、ハイレゾでは音量を下げても抜けの良いボーカルと、生ギターの響きが楽しめます。ハイレゾに比べるとCD音源の価値は半分、いや1/3くらいかと思います。音響やスピーカーにこだわるのならまた変わるのかもしれませんが、体感ではそのくらいの差がありますね。

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